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(2)利用の可能性

ア.可能性

・TSLの利用の可能性としては、全体の7.5%が「基幹的輸送手段となりえる」と高い評価を示している。

・次いで、「一部貨物ならありえる」「急行貨物のみ利用する」「積み合わせサービスならありえる」としたものが、それぞれ18.6%、9.3%、17.7%である。

・合わせて、一部も含め可能性があるとしたものが56.2%と半数を超えている。

・一方、「考え難い」「わからない」としたものが、20.8%、20.4%となっている。

・半々の結果となっている。

・県別には、高知を除く3県では、ほぼ同じような傾向である。高知県については、前向きの評価が少ない、平成7年8月に、高知県が実施した就航可能性調査で「国内貨物を対象にした場合は、いずれも就航は難しい」との厳しい結果が出ており、こうした結果が影響しているといえよう。

TSL利用の可能性                                          lang="JA" (単位:%)

  全体 基幹輸送手段となる 一部なら利用も 急行貨物のみ利用 積み合わせサービス 考え難い その他 わからない 不明
合計 100.0 7.5 18.6 9.3 17.7 20.8 0.4 20.4 5.3
愛媛県内 100.0 10.1 21.1 9.2 14.7 19.3 0.0 21.1 4.6
香川県 100.0 8.2 16.3 12.2 16.3 20.4 2.0 20.4 4.1
徳島県 100.0 4.1 20.4 6.1 22.4 22.4 0.0 16.3 8.2
高知県 100.0 0.0 5.3 10.5 26.3 26.3 0.0 26.3 5.3

イ.貨物

・利用の考えられる貨物としては次の通り。機械部品をはじめとした製造工業品が多い。

133-2.gif

 

 

 

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